今日15日から、決算審査特別委員会が始まりました。午前10時に開会し、当局から約1時間、平成22年度の決算の状況について総括説明があり、その後政友クラブ、新政クラブから30分づつ総括質問を行い、午前の部が終了。午後1時10分に再開し、公明党、日本共産党の順で総括質問を行いました。
総括質問は本来決算状況の総体について質問するもので、いわば総論的な議論です。このあと歳入歳出ごとに「款」別審査があり、こちらは各論的な審査といえます。
私の総括質問では、事業執行が効率的かつ効果的になされているか、また、財政の健全性を維持しながら執行されているかをポイントに置きました。
夕張市の財政破たん以来、財政健全化指標等がにわかに注目され始めました。
甲府市の場合、いずれも安全域に数値がおさまっており、健全な財政運営が維持されています。
特に、起債(借金)の返済にあてる経費である公債費は、年々比率が下がっており、事業執行に充てる経費に悪影響は出ていないことがわかりました。
課題はやはり、自由に使える「自主財源」がもっと増えること、特に、代表質問であえて取り上げた、「リニア効果」を自主財源確保につなげられたら、という点にあります。
総括審査終了後、歳入の審査に入りました。市税収入が議論されましたが、個人市民税が、景気低迷の影響を受け、かなり前年より落ち込んでいます。
しかし、厳しい状況の中で収納率は向上しており、よく頑張っているという印象を受けました。特に、滞納者に対しては個別に納付相談等により対応し、不能欠損も減って来ていることは、評価すべきです。2年前の決算特別委員会で質した点が生かされていると実感しました。まじめに納税している人との公平性が失われれば、納税意欲が低下することは目に見えています。宥恕すべき事由がなく納税を怠っている人がいれば、やはり行政として強い態度にでることは公平性からいってやむをえません。このことを一言発言させていただきました。
甲府市が全国の中でもっと注目され、発信できるような自治体になることを願って、明日もまた全力で決算委員会に臨みます。