津市での研修の2つ目は地域防災対策です。
H18合併後に新たな津市としての地域防災計画を樹立し、
(1)これまでの地域防災力の継承、(2)地域間協力による防災体制の構築、などを基本的な考え方において対策を講じてきました。
自主防災組織も全市的な組織を確立し、訓練も旧市単位の訓練と全市的な訓練とを実施し、これまでの特性を生かしながら一体感を醸成する努力がなされています。また、防災市民大学を開講し、リーダーの育成などにも取り組んでいます。
3.11を受けて、地域防災計画も「津波対策」を取り入れるべく、現在作業中とのこと。担当者の話では、伊勢湾が自然の防波堤となり、津波到達を遅らせてくれるとのことであり、避難までの時間的余裕が確保されると予測されるが、想定を超えた津波に対処するため、現在避難ビルの確保に奔走している、とのこと。
市街地周辺は平野部であり、高台がないため、私が質問したところ答えてくれたものです。
また、市内には山岳地帯もあり、土砂崩落危険個所が1700か所、孤立する危険のある集落を20数か所想定しているとのこと。台風被害の対策にも力を入れなければならないと課題はたくさんあるとのことです。
合併後の一体感の醸成は全国共通の課題ですが、防災や防犯の取り組みを市民を巻き込んで進めていくことにより、一歩一歩一体感が生まれてくるのではないかと考えます。今私が子どもの見守りボランティアに取り組んでいるのも、こうした点からです。
3日間の視察研修を終え、甲府駅に6時過ぎに着いたときには、あたりはすでに暗く、雨が降り出していました。急いで駅ビルのコンビニで傘を買い、バスにて帰宅した時は、すでに夕食は終わっていました。
実り多い視察だったと思います。これからの議会活動に生かしていこう、そう決意を新たにしました。