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甲府がもっと元気になるように

明日で決算委員会も終了。先日公園費の審査でアダプト制度について発言させていただいた。うちの地区の池田公園がアダプト制度のパイオニアだと自負しているが、今や18公園に広がっている。これまで公園には管理員が常駐し、市が直接清掃等の管理をしていたのを、経費削減の流れから地元に清掃をやっていただこうと導入された経緯と聞く。

 アダプトとは養子縁組という意味で、公共施設を住民が養子のように愛情をもって面倒を見るという趣旨から名づけられたもの。その効果は、まちづくりといううえから計り知れないものがある。ひとつには、自分たちの地域のかけがえのない財産という意識が芽生え、大切にしようという意識が自然に生まれる。

 二つ目には、住民が共同作業を通じてお互いの連帯意識、同じ地域で生きているというアイデンティティが芽生える。次第に地域コミュニティが強化されてくる。こういう地域では自分たちが地域をつくっていくんだという気概が自然とあふれてくる。

 アダプト制度のスタート時は、こうしたメリットがあまり浸透せず、行政と住民の役割分担という発想はほとんど理解されなかった。が、そこで登場するのが、自分たちの地域は自分たちで創っていこうという「主体者」としての意識を持った「担い手」である。

 こういう地域は元気である。全国の地方都市が元気をなくしている背景には、地域活動の衰退があると私はこの10年ずっと考えてきた。その大きな要因として、主体者の意識を持った担い手の不在がある。依存心の強い地域は総じて「誰かがやってくれる」と自らが主体者となることを避け、次第に衰退、元気をなくしていく。

 一緒に自分たちの地域を自分たちで創っていこうと汗をかく人が一人でも出現すれば、地域の様相も大きく変わってくるだろう。全国の中心市街地の活性化にとって一つのヒントにならないだろうか。,

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