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政治はスピードだ

12月2日に発生した、中央道笹子トンネルの天井板崩落事故。日常頻繁に利用していただけに、その衝撃は大きい。トンネル内部がこのような構造になっていたことを初めて知った人は多いようだ。1トン以上ある天井板が「吊り天井式」になっていたとは、まったく知らなかった。天井板を吊っていたボルトが抜け落ち100m以上にわたって崩落、その結果、巻き込まれた9人の尊い命が犠牲になった。

報道等によれば、異常音がしないか検査する「打音検査」は実施されていなかったという。もしかしたら防げたかもしれない。開設後30年以上経過していることを考えれば、経年劣化は常に意識しなければならなかったはずである。もし必要な検査等が疎かにされていたならば、その責任はあまりにも重い。

事故発生翌日、公明党はただちに現地に赴いた。古屋範子衆議院議員、安本県代表ほか関係市議等3名が現地入りし、実際に現地の悲惨な状況をつぶさに見た。この状況は党にただちに報告され、6日朝に国土交通省と中日本高速道路(株)の担当者を呼んで、全国的な総点検の実施、国民の命を守る社会資本の老朽化への早急な対処などを求めた。また、安本代表は、事故現場に遭遇し、命からがら避難した婦人の声を紹介、改善すべき事項を伝えた。

事故発生直後から間髪入れず動いた公明党。他党は全く動かなかった。その政党力は歴然である。昨年の東日本大震災のときもそうだった。真っ先に現地に行き、救助や被災者の要望への対応を行ったのは公明党である。政治はスピードである。特に非常時にただちに行動できるかである。

今、衆院選の真っ最中だが、国民の命を守ることにどの党が真剣にそしてスピード感をもって考えているか。また現場の声をただちに形にして実現できる力をもっているか。しっかりと見極めて、今度こそ声が届く政治を実現するために賢明な選択をすることがまさに求められている。