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棄権は避けたい

参議院選も最初の土日が終わり、中盤に向かうところである。メディアは週末、電話による世論調査を実施し、有権者の動向を探ろうと躍起になっている。政党支持率もさることながら、投票率がどうなるかは大きな関心事であることは間違いない。

このところ投票率が伸び悩む傾向が著しい。その要因は様々言われているが、メディアを賑わすような大きな争点がない場合は、投票率は低迷する傾向にあるようだ。一般的に政治に無関心とか政治不信という形で説明する論調も多いが、もう少し分析する必要もありそうだ。

国民主権という基本理念のもと、代表民主制が現在の制度であり、自分たちの意見を代弁する者を選挙で選んで、彼らに国の運営を委ねるものである。そのために、「租税」を納め、これをどういう分野に「分配」するかを決めていく制度である。

税負担をする以上、その使い道については、選んだ側としてしっかり検証し、監視していかなければならない。ある面、自分たちにとっての受益について、関心をもたなければ、納め損になりかねない。

こういう事態を招かないためにも、自分たちの代弁者を選ぶ機会は大事にする必要がある。それが選挙であり、棄権というのは自らの選ぶチャンスを自ら放棄することを意味する。これが高じると、税を負担するだけで、自分たちに必要な政策が実行される機会を奪われる結果となる。

選挙はやはり国民の主権行使の最たる場面であり、非常に大事である。ネット選挙運動の解禁によって、政党や候補者個人の考えやこれまでの取り組みなどに関する情報量が増え、判断材料がこれまでより容易に手に入るようになった。

我が国の民主主義の成熟度がますます注目されるところであり、そのバロメーターとして、投票率はますます注目されるに違いない。しかも、熟慮を重ねて、真に国民のために働いてくれる政党、候補者を選んでいくことは、とかく政局に持ち込みたい政治風土に風穴を開ける意味でも重要である。
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