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久しぶりのバス

10日夕方、姉妹都市の大和郡山市議会の歓迎レセプションに向かうため、久々に美術館バス停から路線バスに乗った。

6時開会に間に合うバスは、5時11分の1本しかない。乗車時には客が1人、美術館バス停から私を含めて2人乗り込み、計3人の乗客で発車し、途中から3人の乗客が乗ってきたが、この時間にしてはすいている印象だった。

市役所に最も近い丸の内3丁目停留所まで約20分、あたりはすでに暮れかかっていた。短いバスツアーだったが、心地よく、車窓からの景色を楽しむ余裕もあり、乗ってみるものだと改めて公共交通機関のありがたさが身に染みた。

山梨は車社会である。自家用車で移動するのが日常だ。特に時間に追われているときに、適当なバスが見つからないことが多い。夕方の時間帯に駅へ向かうバスは本数が少なく、勢い車か、体力があれば自転車を使う。利用客が少なければ、バス会社でも採算上、便数を減らしたり、はては路線廃止を決断せざるを得ない。

これまで、赤字バス路線に対しては、市民の足を何とか確保するため、補助金をだして維持してきたが、限界に近づいている。市でも昨年度公共交通の在り方について検討を進めてきた経緯がある。ここでその結論を云々するつもりはないが、結局のところ、あえて「利用すること」しか解決の道筋はないのではなかろうか。この意味では、市民が利用することによって、公共交通機関を「育てていく」必要が広く認識されなければならない。

同じことは、日常生活に欠かすことのできない食料品等を扱う店舗にも言える。地域に店舗の灯が消えることは、特に高齢化が進行している地域にとっては死活問題である。歩いて行けるところにこうした店舗がないことの不便さは想像以上に大きい。郊外に安売り店が増え、地元店舗に足が遠のくことになれば、いずれ「閉店」に追い込まれかねない。

できるだけ利用していくこと。顧客という立場からこれまで以上に求められることである。それは、高齢化時代に即応したまちづくりのひとつの大事な側面である。
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