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安全・安心なまちづくり知事表彰

10月23日、平成25年度安全・安心なまちづくり山梨県民大会が開かれ、席上地元「新田小・児童見守りボランティアの会」が安全・安心なまちづくり知事表彰を受賞した。

同大会は、平成17年3月の「安全・安心なまちづくり条例」の制定を機に、県警が10月の地域安全週間に開催していた、暴力追放県民大会とあわせて合同で開催してきたものである。

県庁時代に第1回大会の企画に携わったことが昨日のことのように思い出される。当時、注目を集めていた「犯罪機会論」の提唱者小宮信夫教授を迎えて、500人収容の県立文学館の講堂が満員となるほどの参加者があったことから、いかに県民の関心が高かったことが分かる。

下校途中の小学生が痛ましい事件に巻き込まれることが全国的に連続して発生していた世相を反映して、地域の力で子どもたちを見守っていこうという機運が高まっていた。

この地区でも、地域が立ち上がり、子供たちの見守り組織が発足したのが平成19年2月。当時は青少年育成推進協議会がその運営にあたっていたが、平成20年度から独立して本格的に活動を始めた。私も育成協に関わっており、育成協の会長からこのボランティア組織の会長を、と要請され引き受けさせていただいたのが始まりである。

何より、メンバーの皆さんの熱意と子どもたちを見守っていくことへのピュアな「使命感」。朝の通学路に毎日立って見守るメンバー。下校時に毎日誰かどうか付添う。公園では毎日遊ぶ子どもたちを見守るメンバー。地域の子どもは地域で守り育てていく。この理念が日を追って地域に浸透している。

今回の知事表彰は、こうしたメンバーの地道な努力が認められたものだろう。一過性の活動ではなく、今日まで息の長い活動として定着していることが誇るべき点である。まちづくりという点で特筆すべき活動だと、メンバーの方々の日々の姿を見るたび、その思いは強くなる。

当日は、議会の総務委員会の行政視察で出席はできなかったものの、最大のけん引役の副会長をはじめ10名のメンバーが出席し、知事から表彰状を手渡された。これが励みになり、次はいよいよ見守ってきた子どもたちがこの活動にメンバーとして加わってくれる日まで、また見守りを続けていこう。これが、今、会員の合言葉になっている。
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