代表質問の続き。
4 防災・減災対策について
防災・減災の観点から、これまで公共インフラの老朽化対策として、予防管理的な見地から道路や橋梁などの「長寿命化」の取り組みが全国的に進んでいる。
こうした中で、3.11当時、緊急輸送道路が地下空洞化が原因で陥没し、物資の輸送に大きな支障が出たり、あるいは、病院へのアクセス道路が空洞化により陥没する事例が報告されている。
従来は陥没が発生して初めて空洞化が明らかになり、その都度対症療法的に補修工事がなされてきた。しかし、これでは大規模地震の時には2次災害の危険も含めてお手上げ状態となる。
予防管理的な観点から、1昨年12月議会で道路地下の空洞化調査について県内自治体の中で初めてわが党が提言し、当局がこれを受けて緊急輸送道路の一部について空洞化調査を実施した。
その方法は、この調査について先進的な技術をもつジオ・サーチに委託し、「スケルカ」という車両を走らせるだけで地下の空洞箇所をピンポイントで発見でき、しかも要補修度までもはじき出してくれるというものである。
今回、まずその結果と対応について質問し、これまで53路線・48kmのうち、36路線・30kmについて調査をしたことが明らかにされた。実施路線中、幸いにも緊急対応が必要な箇所はなかったが、40か所で空洞可能性が確認され、順次補修を行っていく予定だという。
また、下水管等の地下埋設物の漏水等による土砂流出が空洞化の一因と一般的に考えられているが、今回空洞可能性が指摘された箇所でのこうした漏水等の異常はなかったことがあわせて確認された。
市では今後残る18kmと病院などへのアクセス道路についても調査を行い、万全を期す予定とされた。
いずれも、提言に沿った形での対応が実現することとなり、今後注目していきたい。
5 国の補正予算対応について
2月3日に成立した国の補正予算のうち、「地域消費喚起・生活支援型交付金」を使った「プレミアム商品券」発行の補正予算が今議会に上程されている。
2009年に実施され、消費喚起に大きな効果を上げた(たしか当時GDPを1%押し上げたと記憶している)プレミアム商品券を規模を拡大して今回実施しようというものであるが、そのスケジュールとともにどの程度の経済効果を見込んでいるか質問した。
スケジュールについては、関係団体との協議や県内市町村との連絡調整などを行う中で、早期に発行したいとのことである。
また、その効果については、およそ20億円以上の消費効果が見込まれるとの答弁があった。このほか、県の同様の交付金を財源とする子育て世帯への支援を目的にしたプレミアム商品券の発行も準備しているという。
いずれにしても、政府の経済対策効果が地方の隅々まで及ぶためには、地方内での消費喚起が有効と考えられることから、プレミアム商品券の発行に大きな期待が寄せられる。
今回の代表質問5項目いずれも前向きな答弁が得られ、4月の統一選に向けて大きな成果が得られたと実感している。今後も市井の声を敏感にキャッチしながら政策に高めていくユーティリティな議員を目指して働きぬく決意である。