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9月議会定例会代表質問

9月9日(月)9月定例会代表質問に登壇した。先日質問項目についてアップしており、今回は結果等の報告である。

1 最初の質問は「健康都市実現に向けた取り組みについて」であり、(1)特定健診の受診率の現状と目標値、並びにレセプトデータ活用による受診勧奨の状況、(2)がん検診申し込み方法のオプトアウト方式への転換、(3)高齢者肺炎球菌予防ワクチン接種の今後の取り組みについて、質問した。

特定健診の受診率は、H28が31.7%、H29が33%と改善しており、目標値を令和5年度39.8%においている。またレセプトデータ活用による治療中断者の受診勧奨は現在取り組みが進んでおり、一層力を入れていくようである。高齢者肺炎球菌予防接種は国の定期接種制度の接種率向上にシフトし、市独自の助成制度は今年度終了の予定とされた。

地元の山梨日日新聞で報道されたが、がん検診の申し込み方法については、いわゆるオプトアウト方式への転換を市長自ら明言した。これは、受診したくない検診項目を選ぶもので、これまでのオプトイン方式、すなわち希望科目の申し出方式から180度発想の転換をするものである。これによる受診率向上の事例もあるため、早急に対応することが約束された。

2 次の質問の空き地の適正管理については、固定資産税納税通知を活用して適正管理の注意喚起を行うことで、これも提案どおり実施に移される。

3 TNR活動を通じた地域の絆づくりでは、今月23日に遊亀公園で初めて「動物愛護デー」を開催し、譲渡会のお知らせやTNR活動の紹介等を行い、関係団体の連携を図るプラットホームづくりのきっかけとしたいとされ、これも提案に沿った内容となっている。

4 議会事務局の体制強化については、人員増については市全体の定数管理上難しいが、専門的知識を持った職員配置に努めていくという答えであった。予想通りであるが、今後議会機能充実による事務の増大に適切に対処できる専門家集団になるべき職員配置となるきっかけとなる。また「議会局」への格上げについては議会発議で出来るため、いずれ議運あたりで提案していく。

5 選ばれるまちを目指した取り組みについては、市長の2期目の重点施策中に「故郷が好きなまちを創る」との位置づけがあり、「新たな宝創り」と「こうふ愛創り」を具体的な方向性として進められている。地域資源の掘り起こしをさらに進めるとともに、これを語り継いでいく郷土愛の醸成を図り、これをより大勢の人に伝え知ってもらうことで甲府ファンを増やしていく、と市長自ら力強く答弁された。やはり一人一人が自分の地域のことを知ること、そこに隠されている宝に気づくこと、そして、これを自分のこととして外からの人々に自分の言葉で語っていく、地道な積み重ねが甲府の「文化」として伝承され、選ばれることにつながると考えている。今後も議論を継続していきたい。

6 最後が「今後のプラスティック対策」についてである。今年のサミットでも議題となった海洋プラスティックごみ対策については、国の動きが加速されるものと思われ、今回公共用水域の調査について質問したが国が調査方法等を示せばすぐに対応するとの答弁だった。現状での可能な取り組みとして、子どもたちを対象にした環境教育(山と海は繋がっている。だからこそ知って欲しい物語「イルカのKちゃん」)や市民参加による年2回の河川清掃などを通じて意識啓発を図っていく。また流域自治体との連携も今後充実を図っていく、との答弁であった。認定NPO法人未来の荒川をつくる会が100回清掃を達成したことを紹介しながら、今できる対策としてレジ袋等の不法投棄防止の意識をさらに高めていくことがあり、どこまで行っても一人ひとりが自分事としてプラスティックごみ対策に関わっていく事が重要と改めて実感した。

今回、市長答弁が2問あり、その他についても提案に対して実現に向けた姿勢がはっきりと感じられ、収穫が多い代表質問だったと自負している。