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甲府市議会第101代議長に就任

会期延長された6月定例会最終日の7月3日、議会からの提言を踏まえた市の追加補正予算の可決成立の後、休憩時間中に金丸議長から正式に議長辞職願が副議長あてに提出され本会議で許可されたことにより、議長選が行われることとなった。

その2日前の7月1日の代表者会議で議長、副議長から辞職の意向が伝えられていたため、最終日の午前中に昨年からスタートした「所信表明会」を行うことが決定しており、立候補者は7月2日までに届を提出することとなっていた。

立候補者は、議長が私を含めて3名、副議長も同じく3名が届けられ、3日午前10時から議場にて所信表明会が議長立候補者、副議長立候補者の順で行われた。

所信表明会を行う意義は、以前は議場でいきなり投票、あるいは指名推選で議長や副議長が決まるのが通例であったのを、立候補する人が何をやりたいのか、何をやってくれるのかを公の場で聞いてから投票する方式に変え、選任の経過を「見える化」するためである。昨年改選直後の代表者会議で提案し、昨年から実施しているものである。

4期目の挑戦をするにあたって、1昨年12月に公表した「2019年重点政策」中に、「中核市にふさわしい議会」づくりのため、議員間討議制度、市民との意見交換会制度、議会局の再編など、機関競争に堪えうる議会へと取組みを公約したことを受けて、これまでの最大会派中心の議会のあり方から会派間の議論を通じた合意形成のあり方へシフトさせようという狙いがある。。

この改革の流れは今や地方自治体のスタンダードなものとなっており、議長選の際の所信表明会で「議長マニュフェスト」を明示して当選後実行する形である。いわば議長選もマニュフェスト選挙であり、その政策は内容の具体性とロードマップを明示する必要がある。

昨年当選した金丸議長は、「開かれた議会」を目指して市民との意見交換会実施を公約に掲げた。私が公約に掲げたものと同じである。

今回私は、この「開かれた議会」づくりを基本に、さらに「議論し合い、政策形成する議会」を掲げた。

そして、具体的な取り組みとして、次の通り整理して提示した。

1 これまでの活動の定着化を図ること

①意見交換会の継続実施(議会局、議会にそのための担当組織を整備する)。②委員会での議員間討議の本格実施

2 機能充実を図る。

①議会の審査機能充実のため、特に予算、決算の審査に事務事業評価を導入する。②政策立案・提言機能の強化のためにワークショップ等による議員のスキルアップ研修を実施する。③議案等のペーパレス化等のためタブレット端末を導入する。

以上を早急に取り組むとともに、中期的に目指すこととして、こうした議会の機能充実などのための法的基盤を与えるために、議会基本条例制定に着手することとし、そのための特別委員会を設置することを明言した。

午後の本会議での選挙の結果、32票中17票を獲得し、甲府市議会第101代の議長に就任させていただくこととなった。

昨年からは議長は「名誉職」ではなく、改革のために先頭に立って身を粉にして働くことが求められる「責任職」となった。その責任の重さに身が引き締まる厳粛な気持ちにあり、決して威張ることなく、また議会局職員とは対等なパートナーとしてお互いに支え合って甲府市議会を日本で有数の政策形成議会に引き上げるべく一歩を踏み出したい。