本日6月2日、6月定例会に向けての議会運営委員会が開かれた。
会期を6月7日から20日までとすることを申し合わせ、あわせて質問の日程、委員会の日程などを決め、上程予定の議案について当局から一覧表が提示された。
今回会派を代表して質問に登壇する予定であり、6月10日午後3番目の登壇が決まった。昨年12月定例会以来半年ぶりの登壇である。
本日締め切りの発言通告書はすでに昨日議会局に提出してあるが、今回のテーマや狙いなど質問の概要についてあらかじめお知らせしておきたい。
今回の質問で一番のテーマは甲府が数ある都市の中で選ばれる都市となること、そのためには何が必要かを共有することにある。
(‘先日千代田湖畔の帯那町でクラフトビールづくりに取り組むデービッド先生とふとしたきっかけで知り合った。先生は米国からの移住者で帯那の自然にほれ込んでDIYで作業場を建設し、ビールづくりの認可をとって今年の夏のグランドオープンを目指して急ピッチで作業を進めているという。
先生は現在山梨県立大の准教授として国際コミュニケーション学科で教鞭をとっている。昨年テレビ東京の番組で取り上げられたそうだが、残念ながら見そびれてしまった。今回ある会合でお会いして帯那の魅力とその活性化にかける情熱にふれさせていただき、あの「若者 ばか者 よそ者」というまちづくりの3大要素を思い出させたことが質問の大きなきっかけとなった。
長く甲府市に住んでいる者でさえ気づかなかった甲府市の魅力を外から移住してきた人が当たり前のように語っている。そこに甲府市の持続可能性を考える際の大きなヒントがあると考えている。
今回考えている質問のストーリーは、まず、昨年の住民基本台帳移動報告から、山梨県が転入者数増加率第1位、甲府市も転入超過となっているという結果を取り上げ、コロナ禍ということがあるかもしれないが、多くの都市の中から甲府市を選ぶ人がこれほどまでに増加している要因をきちんと分析するとともにこの傾向を定着させるための取組みについて伺うこととした。
先のデービッド先生の例から、甲府の魅力発掘と愛着心の醸成ということを共有していくことを狙いとする。この点から、新たな甲府の魅力づくりという形で、熱中症対策とプラスチック削減という狙いをミックスさせた、マイボトル持参の生活様式の訴えとまちなかでの水分補給を可能とする給水スポットの取組みを提案したい。マイボトルを持っての外出は車第一の生活様式を歩いてまちを楽しむというかつての「スローライフ」という考え方への転換を促す狙いを持っている。
質問の締めくくりは、こうした魅力を再発掘することによる「シビックプライド」「ふるさと愛」の醸成をいよいよ正面から取り組んでいくこと、そのことが甲府をより「選ばれる都市」へと発展させる道であることを強く訴えることとしたい。
どういうストーリー仕立てにするか思案中だが、今期の任期が残り1年弱となったこの定例会でこれまでの議員生活の総仕上げのつもりで言論戦を挑んでいきたい。