代表質問5問目は、甲府であることの誇りについて である。
これまでの質問の主意はひとえに甲府市に住んでよかったと思えるようなまち、若者が戻ってきたいと思えるようなまち、をつくっていくための提案であり、甲府にはこんな人に紹介したい資源がある、こんな自慢したくなる面白い取り組みがあるとすれば、それがすなわち我がまちの魅力であり、誇りとなる。これをきっかけにふるさと甲府への愛着心が育ってくることが、何かのきっかけでふるさとへ戻ろうという気持ちを後押ししてくれるのではないかと、これまでの甲府での生活で次第に強くなってきた感情である。
甲府にずっと住んでいたい、甲府に住みたい、といった結果が冒頭の転入超過の状況ではないだろうか。こうした「ふるさと愛」「シビックプライド」に満ち溢れることが今後の甲府のまちづくりのキーワードになるのではないだろうか。こうした内容を率直に市長にぶつけたのが今回のまとめの意味での第5問目である。
市長からは次のとおり共感を表明していただいた。
◯ 甲府への愛着と、甲府市民であることへの誇り、いわゆる「シビックプライド」を持ち、それを醸成することは、このまちを良くしようとするまちづくりの原点として必要不可欠であり、未来に向けた、大切な原動力になるものと考えている。
◯ 6年間にわたり開催してきた「こうふ開府500年 記念事業」は成功裡に終えることができ、「ふるさと甲府」への愛着を深めることができたと考えている。
◯ 甲府ラーニング・スピーチ」、「私の地域・歴史探訪」、「こうふ ドリームキャンパス」をこうふ開府500年 レガシー事業として引き続き実施し、併せて、日本記念日協会へ登録をした、12月20日「こうふ開府の日」を甲府のまちが誕生した原点の日と認識していただき、愛される記念日として成長していけるよう、取り組んでいきたい。
◯ 本市には、「宝石のまち甲府」と呼ばれるジュエリー産業や、日本遺産である「御岳昇仙峡」、加えて、甲府らしさを有する特産品の「甲府之証」など、国内外に誇れる、魅力あふれる地域資源があり、こうした地域資源をさらに磨き上げ、それらを活用した事業の推進とともに、効果的なプロモーションを展開する中で、甲府のまちのブランド力の向上による市民の大きな誇りに繋げていきたい。
◯ 今後も甲府市に「住んでよかった」、「甲府市民でよかった」と思っていただけるよう、市民の皆様と共に、シビックプライドを高めながら、市政推進に邁進していきたい。
今回の質問の、マイボトル持参の外出の呼びかけと甲府の水道水を使った給水スポットの提案は、新たな甲府の資源となりうるものであり、市長と認識を共有した「ふるさと愛」「シビックプライド」を高めることにつながると確信している。
今回の質問で今期当初に掲げた重点施策の9割弱実現できたと考えている。次回登壇の機会があれば、甲府の魅力を自在に語り、おもてなしができる人材の育成について議論したいと思っている。これが実現されれば、今期のお約束をほぼ果たすことができる。また研鑽して備えたい。