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決算審査特別委員会始まる

本日から令和3年度決算を審査する決算審査特別委員会が始まった。

昨年は、議会基本条例施行後の最初の決算委員会であり、「総合計画」に基づいた決算・予算を定めた条例の規定を受けて、行財政執行が総合計画に照らしてどうであったか、をポイントに置いた。より具体的にいえば、総合計画に定めた「実現すべき都市像」にどれだけ近づいたか、を検証しようと考えた。

今年も昨年同様、総合計画の達成度をなんとかして測っていこうと考えているが、これがなかなか難しい。総合計画の実施計画には、政策ごとに成果指標が定められており、「達成度」を測ることができるようになっているが、指標はいわゆるアウトカムであり、アウトプットが中心の決算とうまくリンク付けすることが非常に難しい。

決算から総合計画の達成度をみていくにはどうしても定量的というよりむしろ定性的な評価にならざるを得ないというのが昨年からの実感である。そこに決算審査の結果を今後説明する責任という観点から、どういう基準で評価したかをあらかじめ持つことが求められる。どういう基準に照らして決算を審査し、認定あるいは不認定としたかを説明できなければならない。

議会基本条例制定以降、議会が真に「役に立っているか」を説明できなければ、負託にこたえられないという危機意識に近いものがある。特に決算は、いただいた税金をどのような用途に使い、どのような成果をあげたか、審査するものであり、そしてこの点が納税者である市民の最も関心のあるところではないか。

今日は冒頭各会派からの総括質問が1会派あたり答弁を含めて30分という持ち時間で行われた。昨年度決算全体を通じての総括的な質疑であり、個別の事業の執行状況はそれぞれ定められた款項目の質疑の際に行うこととなっている。

公明党を代表して総括質問に立ったが、今回は冒頭総合計画に定められた実現すべき都市像実現にどれだけ近づいたかを重要と考える4つの側面から明らかにしたい旨を告げてからそれぞれの項目について質疑を行った。

4つの側面というのは、(1)中核市移行の意義、(2)市長公約の一丁目一番地の「子ども最優先のまち」、(3)地域づくりに具体的にかかわる人材の発掘、(4)ふるさと甲府に対する愛着心の醸成、である。

これらを通じて、進学、就職などの人生の一大イベントにやむを得ず甲府を離れていかざるを得ない若者世代がいつか戻ってきたいと思うようなまちづくりを実現することが、総合計画に定める都市像の実現そのものであることを明らかにする意図がある。

持ち時間30分をフルに使ってこの4問を質した。うまくいったかどうかはわからないが、思うところはすべてぶつけ、当局からの共感を引き出せたのではないかと自分に言い聞かせている。

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