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令和6年6月定例会代表質問(2) 

代表質問の2問目は、子どもたちの安全・安心の確保についてである。

これまで子どもたちが次代を担う大切な存在であるということから、青少年の健全育成がこれまで子どもたちを「保護の対象」として、また道を踏み外さないように、という側面からのアプローチが重視されてきたのを、子どもたちを「主役」に押し上げることが今後重要と、現総合計画の策定当初から一貫して訴え続けてきた。その大きな成果が、子ども未来応援条例の制定だった。

最近登下校途中の子どもたちの列へ車が突っ込むという悲惨な事故が相次ぎ、通学の安全確保について課題提起するうえから、およそ20年くらい取り組んでいる見守り活動の重要性と通学路の安全点検の成果について当局の見解をまず質した。

また、学校施設のうち、防火シャッターの安全確保について再確認の意味で取り上げた。

通学時の安全の確保については、県庁在籍時の平成16年に「安全安心なまちづくり条例」の制定にかかわった経験から、不審者等に心理的なプレッシャーを与えて犯罪等を思いとどまらせる見守り活動が通学時のドライバーに無謀な運転や交通ルールを無視する運転を思いとどまらせる心理的効果が期待できることから、その充実について見解を質した。

実際、毎朝ベストを着て子どもたちの見守りをしていると、スピードを落としてくれたり、止まってくれたりして、歩行者ファーストという意識が次第に広がってきていることを実感する。

また、こうしたソフト的な活動とともに、毎年行っている通学路の安全点検の状況と成果について質した。

当局の答弁では、登下校時の安全対策として、見守り活動の重要性の一方で、担い手不足の課題も認識しており、今後学校運営協議会と連携する中で人材確保に努めていくとされた。

通学路の点検の成果については、平成26年から現在まで対応が必要な815か所に対し、656か所の改善が実現しているとの答弁があった。

防火シャッターについては、設置している箇所についてはすべて安全装置が完備され、消防法等の規定により年2回点検を実施し、消防署に報告しているとのことであり、また必要な修繕も行っているとのことである。

今回質問した主意は、車を運転する場合に、車優先の考えから歩行者ファーストへと意識の醸成を訴えたいということである。相変わらず登下校途中の子どもたちの列に車が突っ込むという事故が後を絶たない状況から、社会の担い手として益々大切な存在である子どもたちのより一層安全な環境を確保するのが大人の責務であることを再確認する点にある。また、学校施設にも思わぬ危険が潜んでいるかもしれない。すべてが次の甲府を担っていく大切な子どもたちを何としても守っていく、というメッセージを届けたいという心情からである。