2024年は元日から能登半島地震の発生に列島に大きな衝撃が走っての幕開けとなり、しかも羽田空港で救援物資の輸送に向かうはずだった飛行機に着陸中の旅客機が接触し、旅客機が炎上するという痛ましい事故が発生した。救援機の乗員に心から哀悼の意をささげたい。
3月の予算特別委員会では、我々の主張を多く反映した2024年度当初予算が審議され、現総合計画の集大成を間近に控えた年度の予算が無事可決成立し、現市政におけるわが会派の存在感を大いに示したものと自負している。
6月定例会は毎年議会構成を決める定例会となっており、その前年の改選期時点での中核の枠組みを基に、議長他の役職が決められていく。議長選は基本条例に規定されているとおり「所信表明」を行ったうえで投票によって行われるが、所信表明で掲げられた「公約」によっては候補者に投票しないことも十分あり得る。なぜなら、議長は本会議の運営その他議会を代表する重要なポストであり、「名誉職」ではなく「責任職」であるべきだからである。だから議長に就任した以上は、会議規則に精通し、イレギュラーな事態にも冷静に対応出来なければならない。この点はまだ不十分である。
私事だが、夏から体調がすぐれず、初めて入院という事態となり、いまだ完全に復調という状態ではないことに忸怩たる思いである。特に11月の臨時議会は弱った体に鞭打つような結果となった。これまで懸念してきたことが現実となり、これまでの連携関係を白紙に戻さざるを得ないところまでに発展した。4期議員として議会を見てきたが、あまりにも議会、特に本会議の厳粛性を否定するような運営が残念ながらまかり通ってきたような気がしてならない。これは会議規則に対する理解不足にその原因があるのではないか。なおかつ基本条例というものがせっかく出来ているのに、その運用をきちんと考えていないのではないか、という素朴な疑問がある。
いずれにしても、2024年の総括として、もう一度原点に立ち返って当分の間、我々の政策実現をまず第一に考え、議会の運営については積極的には関わらないこととする。総合計画の計画期間が2025年度に満了し、次の10年に向けた大事な時期に何をすべきかを熟慮した結果である。