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12月定例会代表質問(2)

代表質問の2問目は、「農作物への有害な影響を与える鳥獣等の対策について」である。

農家にとって深刻な問題は近年の有害鳥獣による被害の増加である。シカやイノシシなど一部の野生鳥獣の個体数が増加し、生息範囲が拡大していることが要因として指摘されており、市によれば、地域の猟友会の協力のもと、農作物を有害鳥獣から守るための有害捕獲や個体数調整のための管理捕獲を行うとともに、土地改良事業における鳥獣害防止柵の設置などにより、シカやイノシシによる農作物被害は最も被害が多かった平成30年度と比べて、令和5年度の被害面積は約42%減、被害金額は約69%減となっているとされている。

農家にとっては、こうした有害鳥獣の被害が増加することによって営農意欲がそがれ、離農や耕作放棄につながりかねない。このため、「有害鳥獣が山から里へ下りてこないよう鳥獣の隠れ場所となる藪や耕作放棄地を解消する取組をはじめ、エサとなる農作物の残渣などを放置しないよう農業者へ周知していくなど、人と野生鳥獣の共生を図る様々な対策を講じていく必要がある」と答弁された。
また、地域の猟友会の協力のもとに行っている有害捕獲と管理捕獲は農作物の被害軽減に大きく寄与しており、制度上は埋設などの方法により有害鳥獣の処理が要請されているが、高齢化等により、埋設等ができないことも多く、こうした適切な方法で処理できない鳥獣をやむなく甲府・峡東クリーンセンターに持ち込む事例も増加しており、決して少なくない手数料を徴収されている。

しかし、せっかく猟友会により捕獲された有害鳥獣についてなかば「自己責任」で処理せよ、ということでは、猟友会にとってもこれ以上の協力に二の足を踏むことも十分考えられる。そこで、クリーンセンターに持ち込む際の手数料についての減免措置を今回の質問で要請したものである。

市長からは、「手数料の減免措置など、猟友会の負担軽減の方策について関係機関と協議するよう指示した」と明快な答弁をいただくことができ、猟友会の関係者に朗報をお届けすることが出来た。

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