甲府市議会は９月４日午後１時から定例会が招集された。
今議会は令和６年度決算について特別委員会を設置して審査する重要な議会である。あわせて、先般政治倫理審査会が設置され、我々にとっては迷惑な事項も別途審議がされる。議員だからといってプライバシー侵害の違法性は阻却されないことは、当然である。
このことを指摘するとヒステリックな反応が返ってきた。甲府市議会の一員として品位保持という観点から申したことを曲解し、まるでわが党がモノを申したように喧伝することに、開いた口がふさがらない。
触れてほしくない私的な事項を何の関係もない第３者が暴露する権利などない。思想信条から出た行動でも自分のいうことだけが正しいと思うことは多様性の時代からあってはならない。だから憲法では公共の福祉による調整が要請されている。憲法を無視するのか、という素朴な疑問がある。
その行動がマイノリティの生きづらさを助長することが甲府市であってはならない。これ以上甲府市の名が汚されないよう取り組んでいく。話が通じることはあまり期待できないが。