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チーム議会への疑問

議会改革が一時期甲府市議会でも話題となった。
先進議会として取り上げられるのは、いつも同じ自治体議会。

10年くらい前からチーム議会。議会が首長とともに地方自治体の意思を決定する機関としての一体性を強調するのが流行。

そこでの中心テーゼは、議員間討議であり、議員同士で議論しあって落とし所を見つけていく、というのが理想の姿と言われた。

だが、今そのあり方について大いなる疑問が生まれている。議会の理想的な姿を共通のものとして議員間で共有しなければならないという、現実的な困難さを度外視した、過剰な性善説が幅を利かせてきたような気がする。

特に、議員の役割を勘違いするような人間が出た時はチーム議会は絵に描いた餅になりかねない。もはやチーム議会は議会改革での通用力に陰りが見える。

きちんとした知識に裏打ちされた新たな議会論を模索している。

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