甲府市議会史上初めてとなる政治倫理審査会からの答申を受けて議長から警告が発せられ、今後政治倫理基準を遵守する内容の誓約書の提出を求められていたⅯ市議から、12月15日に誓約書が提出された。(12月16日付け地元紙による)
報道によれば、用意された書式の一部(「今回の議長が講じた措置を真摯に受け止める」という部分)に2重線が引かれたものの、今後政治倫理基準を遵守する内容が誓約されているので、議長は受け入れたようだ。
当該市議のコメントでは、「議長が講じた措置(警告)は受け止めないので2重線で消した」「もとから政治倫理規定を守り政治活動をしているので今後もこれまで通りにするといういみの誓約書」だそうである。
当初は警告を受け入れるつもりはなく、誓約書も提出するつもりはない、と言っていたが、今回誓約書は提出してきた。
これで一応の決着となるようだが、本人のコメントからは、今回の行為が正当な政治活動と思っているようであり、それが甲府市の公益の増進、甲府市民の福祉の増進にとって必要な行為であったかどうか、という根本的な疑問を最後まで払しょくできない状態のままである。
これ以上かかわるのはエネルギーの無駄ゆえ、今後は引き続き状況を見守ることとするが、これまでの言動は決して容認できるものではないことを記録にとどめておく。