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「誓約書」案件のその後の経過

前回、渦中の市議から「誓約書」が提出され、地元紙には議長が受け入れたような記事が掲載され、違和感があったものの、エネルギーの無駄故これで推移を見守ろうという投稿をしたところである。

17日の定例会最終日に、記事についての疑問が多くの議員から出された。本人が警告を受け入れないという意思表示が、2重線で消された部分から明らかであり、これでは誓約書として受理するのは市民の理解を得られないだろう、という声が多く上がった。

議長からは当日予定した代表者会議で誓約書についてこの件について報告する意向が伝えられたため、受け入れできない旨を会派の一致した意見で会議で表明するよう依頼した。

最終的には今日の地元紙の報道の通り、議長は「誓約書」を受け入れたのではなく、取り扱いについて各会派の意見集約を行うこととなったようだ。

新聞報道等で伝えられたところによる限り、本人は自分の行為が政治倫理基準に抵触するとは思っていないと強弁しており、かえって市議会が言論弾圧していると論点をすり替えているようだ。

そもそも当初から指摘しているように、無関係の第3者のプライバシーを踏みにじる権限は市議会議員にはない。かような行為が甲府市の公益、市民益に資するものとは到底思われず、市議会議員の本分から外れている。この点について、なぜかような行為をするに至ったのか、弁明の機会を設けたにもかかわらず、最後まで弁明行為を忌避している。

こうしたことから政治倫理審査会の審議を経て今回の措置となったものである。これを鼻で笑うような誓約書もどきの書面を出してきて幕引きしようとするのは、全くもって言語道断である。真面目に活動している他の議員に対して失礼極まりない。

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