質問予定の2番目は、現行の第6次総合計画が今年10年の期間満了を迎えることから、その検証を試みようというものである。
総合計画は都市像実現のための政策の基本的方向を定める「基本構想」とその実現のための施策事業を定める「実施計画」の2本立てとなっており、実現すべき都市像を定める基本構想は議会の議決を経て、議会も了承の元実行されている。
議会としてもこの10年間で都市像が実現できたのか、検証する必要があるが、抽象的議論に陥りやすい懸念があるため、今回、この10年で我々の提言も受け入れながら、こうした施策を実施したから甲府がこう変わった、という切り口で具体的に質そうと考えている。
今回、「子ども最優先のまち」「動物愛護の取組みの驚くべき進展」「ふるさと愛の浸透」「まちなか回遊の進展」という4つの施策から、現市政がいかに甲府を変えていったかを明らかにしたい。