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ドクターヘリ

21日午後3時から県立中央病院でドクターヘリの運航状況等について研修を行った。

ドクターヘリはテレビドラマ「コードブルー」でその存在を知り、当時は山梨で導入されればと期待を込めて観ていたが、運航にかかるコストがどうも多額になりそうだという話を聞き、本格導入は遠い将来になるだろうと考えていた。

しかし、全国的に公明党が強力に推進し、徐々に導入するところが増え、本県でも公明党の安本県儀らの努力で昨年4月からの導入が実現した。よもやこんなに早く実現するとは思ってもみなかったというのが率直な感想である。

昨年1年間は想定をはるかに上回る382件の出動であり、今年度はさらにこれを上回る出動件数になる見込みである。

ドクターヘリ導入によって、出動要請から平均20分でドクターが患者診察することが出来、その結果救命率は約93%と飛躍的に向上した。これまで助からなかった命もヘリ導入によって助かるケースが激増している。導入の効果は極めて大きい。

途中で出動要請が舞い込み、説明していただいていた担当ドクターが急きょ出動する場面に遭遇した。自分自身が一刻を争う救命救急の現場に置かれているかのような臨場感である。

導入から1年余が経過したが、現場のドクターから一方で抱える課題について伺うことが出来た。

一つにはやはりヘリが着陸できるポイントがまだまだ少ないということだ。周囲に障害物がなく、ある程度のオープンスペースが確保できる場所。専用のヘリポートのほかにすぐ浮かぶのが学校の校庭や公園である。

が、校庭はほとんどが土のグラウンドである。ヘリのローターの風圧はすさまじく、土のグラウンドだと土埃による周囲への影響とともに、小石の巻き上げにより機体が傷つけられ、安全飛行に支障がでることが最大のネックである。

だから、ヘリが着陸する前に散水する手間が生じる。せっかくヘリが短時間で到着しても消防車による散水が間に合わないことも想定される。そのため、ヘリの出動要請に躊躇してしまうケースもあるのではないか。

以前、鳥取方式による校庭の芝生化を提案したことがある。子どもたちが裸足で運動をできるようにという願いとともに、こうした救急用ヘリの着陸場所、大規模災害時の支援物資搬入用のヘリの着陸場所として活用できることから芝生化の提案をしたものである。残念ながらいまだ実現していないが、粘り強く取り組んでいかねばならないと改めて自分に言い聞かせた。

もう一つの課題は、運航予算の点である。出動想定件数が低く、そのため十分な予算とは言い難いようである。

現場のスタッフは一人でも多くのいのちを救おうと日夜奮闘している。ヘリの離着陸が頻繁になるということは周辺に居住する方々からは「音」が気になるかも知れない。しかし、その「音」は命が救われている「音」である。是非ご理解と暖かな目で見守ってほしい。

我々公明党は「生命を守る」政策を全力で推進していく立場である。ドクターヘリが安全に運航し、救命現場が存分に活躍できるような環境整備を行うことが課せられた使命ではないか。
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