今年は、地域の各団体の2年に一度の役員改選期にあたる。一昨日の地区社会福祉協議会の総会で、各団体の定期総会は一段落し、新しい役員体制のもとスタートを切った。
ここ数年、会長人事で苦労する団体が多い。各自治会とも会長は続投である。所属自治会では、副会長である私も会長とともに何人かにお願いに歩いたが、結局決まらずやむを得ず会長続投、私も副会長留任とならざるを得なかった。
自治会長は職務量も近年多く、また災害時の陣頭指揮など職責も年々重くなり、敬遠されがちである。他の諸団体も役員就任のルール化を図っているところは比較的スムーズに役員が決まるが、多くの団体は後継者を探してこないと退任できないのが現状である。
私は自治会副会長のほかに、青少年育成推進協議会、新田小児童見守りボランティアの会の2つの会長を引き受けている。なかなか会長職を退くことが難しい状況にある。
地域の団体は基本的にボランティアであり、役員は誰がやってもこなせるような状態であることが不可欠であり、多くの住民が一度は経験することが望ましいことはいうまでもない。 しかしながら、現状は引き受け手がなく、結局続投せざるを得ない場合が多い。大昔のアニメ「タイガーマスク」に登場する育成組織「虎の穴」ではないが、一度足を踏み入れたら抜け出せない状況になりつつある。
こうした現状はあまり好ましいことではない。特に若い世代が登場してこないと、組織の持続可能性という点からは懸念される状況だ。
役員体制のスリム化、事業のスリム化などを通じて団体運営をしやすい状態にすることが必要であり、交代容易な状況をつくることが求められる。
その一方で、地域に対する意識を高める努力をしなければならない。「地域のために汗をかこう」という人材を発掘していくことがますます求められる。右肩上がりの成長時代のものの考え方を転換し、特別な対価を求めず、ただ「地域のため」に尽力する貴重な人材が必要である。
しいて「対価」といえるものがあるとしたら、例えば児童の見守りボランティアに対しては、どんな経済的価値にも換算できない子どもの笑顔がもらえると言い続けてきた。’, NULL, NULL, NULL, NULL),
こうした地道な努力を続けるしかない。いつか花が咲き、実をつけることを信じつつ。
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