4月21日投開票の甲府市議会議員選挙で、皆様から暖かいご支持をいただき、2,128票と、4期連続で2,000票以上の大勝利の結果をいただきました。
ご支援いただいたすべての方に心から感謝申し上げます。大変にありがとうございました。
初当選以来一貫して訴え続けてきた「皆様の声の中にこそ政策がある」という基本理念は、公明党の立党の原点である「大衆とともに」から生まれたものであり、政治が常に市民生活の向上、福祉の増進のためにのみあるべきだ、という揺るぎない信念そのものです。
我々市議会公明党は、4名の現職と1名の新人で新たなスタートを切らせていただきました。公明党は「小さな声を聴く力」をスローガンに掲げ全国で統一選を戦ってきました。
皆様の声の中から政策課題を見出し、これを政策としてコンストラクトし、議会で発言して執行権を持つ当局に提言する。そして当局や議会内での合意形成を図り、「実現」していく。
甲府市が中核市としてスタートしたこの時点においてもこうした我々のスタンスは普遍的に妥当性を持つと自負している。
なにより、2元代表制の地方政治においては、議会の役割は執行機関の監視は当然のこと、これまで以上に、住民意見の集約、そこから見出される政策課題への対応として、執行機関に対する政策提言機能が益々求められることはこれまで繰り返し主張してきたところです。
昨年9月定例会で「善政競争」という理念を改めて本会議で言及しました。国政の議院内閣制と異なり、地方政治は執行機関と議決機関がそれぞれ別個に選挙される2元代表制が採られています。
こうした国と地方の制度的相違を理解せずに、地方政治でも首長に対する「与党」「野党」というステレオタイプ的な言い方がしばしばされますが、まったくの誤りです。与党・野党は議院内閣制での概念です。
議会が「機関」としての存在を確かなものとするためには、これまで制度がなかった、議会内での自由討議、そしてこうした議論を戦わせたうえで多様な意見を調整して「意思決定」するシステムをつくる必要があります。
既に先進的な議会ではこのシステムを「議会基本条例」という客観的な制度として規定し、議会が執行機関に対する「議決機関」であることを宣言して自律的な活動をしている。
これまで、執行機関に対する「追認機関」と揶揄され、何をやっているのか、はては議会は不要ではないか、と酷評されてきたことは率直に受け止めなければなりません。中核市になっても旧態依然とした考え方や来し方のままでは、議会に対する信頼は地に堕ちてしまう事は必至です。
改選を迎えた今、市議会でも新たな会派結成の動きがあると聞きました。議会が執行機関との善政競争を行う「機関」として、その内部で様々な議論が行われ、多様な民意を調整していくような成長をしていく大きな要因となるならば、新たな会派結成を歓迎したいと思います。
市民福祉の増進のため、ただこの1点の目的観を共有できるような会派であれば、ともに切磋琢磨しながら今後もやっていきたいとも思います。