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12月定例会(1)

12月1日開会の甲府市議会12月定例会は、6日から8日まで質問戦が行われ、6日の午後1時過ぎから公明党を代表して質問に立った。

来年4月までが4年間の任期であり、3月定例会が残されているが、わが会派は毎定例会ごとに2人づつ順番で質問に立っているため、今回が任期最後の質問登壇となる。令和2年9月~令和3年6月までは議長職にあったため、今回は今任期5回目の登壇となる。

市長の2期目の任期と時期が重なる今期は何といっても、甲府市が中核市に移行すること、元号が令和となること、武田信虎公が甲斐の国府を開いて500年の佳節を迎えること、信玄公生誕500年の佳節を迎えること、など本市にとって新たな歴史の開幕と呼ぶべき新時代の到来を実感させる4年間である。

中核市移行や開府500年を荘厳する各種祝賀行事等に対してその意義を顧みようとせず、批判に明け暮れた一部勢力もあるようだが、この4年弱を見ていると保健所行政をはじめ、中核市として立派に市民福祉の向上のために身を粉にして職責を果たしており、あらゆる職務遂行を通じて中核市としての自信と誇りが身についているとエールを贈りたい。

議会も私が今任期スタート時の公約に掲げた通り、中核市にふさわしい議会へと成長途上にある。議長選・副議長選への事実上の立候補制並びにマニュフェスト選挙の導入、市民と議会の意見交換会の制度化、議員間討議による「言論空間」としての議会の創出、総合計画を根底に置いた予算決算審査のサイクルの確立、そしてこうした装置を制度化した「議会基本条例」の制定、議案資料等のペーパーレス化を目指したタブレット端末の導入など、すべてを実現した。

2元代表制について耳にすることが多い中、その真の意義が「執行機関と議決機関」の役割分担であり、共通の目的が住民福祉の向上にあることを果たしてこれまで何人が正確に理解していたか。基本条例をつくってせっかく議員間討議のシステムを構築したが、はたして「言論戦」がなされているか。依然として、議論とは「執行部と議員との議論」という古めかしい因習にとらわれていないか。

2元代表制の議会とは、議員だけで議論し、意思決定を行う「機関としての議会」である。市民福祉の向上にとって何がベストな選択か、議員だけで徹底医的に議論し決めていく制度である。当然、主義主張や立場の違いはあり、それぞれが自己の考えを持つことは否定しない。だが、納税者である市民全体の利益を考え、譲歩するところは譲歩する、だが議論を尽くしたうえで、というのがあり方である。

多様性、ダイバーシティという時代にあって、自分の主張が100%通ることなどあり得ない。議会がこのことを無視して主義主張を繰り返し不毛な2項対立に陥るようであれば、それこそ納税者である市民にとって不幸である。

だからこそ、委員長を拝命した議会運営委員会では、丁寧に委員の意見を聴き、全員の納得のいくまで議論を重ねて、決定事項についてはしかるべき手続きを踏んで議会運営に係る事項を決めてきた。

これは、議会が「言論空間」であるべきという私の公約から、2元代表制の意義の上から当然の帰結であると考えてきた。しかし、一部に全く無視して決定事項を簡単にひっくり返そうという議員がいたことは残念でならない。

反対したかったのなら、昨年の段階ですべきであったのに、これまで何の異論をさしはさまずに、いざ制度本格実施の段階になって、「聞いてない」という信義則に真っ向から反する言動があったことは、記録しておく必要がある。

こうしたトピックがあったことを前置きして、次回以降代表質問の状況を報告し、また今期の公約の進捗状況についてまとめていく予定である。
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