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12月定例会(4)

代表質問の3問目は、障がい者の就労支援について、である。

4期目の重点政策の一つとして「市民と議会の意見交換会」を掲げたが、11月4日に山梨学院大学の学生と「SDGsと未来の甲府について」をテーマに意見交換会を行った。サブテーマごとにグループに分かれ、私も「障がい者の就労支援」というサブテーマのグループに入り、学生たちと意見交換を行った。

進め方はあらかじめ学生たちがディスカッションした内容をもとに議論を進めるという方法をとった。内容を見ると、「障がい者雇用を考える」というテーマを設定し、当事者である障がい者がどう考えているかを、市の障がい者福祉計画のアンケート結果に求め、「就労支援」の要望が増加していることをまず明らかにする。次にこうした状況に対し、甲府市の現状がどうかに言及し、独自の就労支援事業が見当たらないという課題を提示し、その解決のための提案を行う、という組立となっていた。

前述の重点政策中で「ソーシャルインクルージョンの考え方の普及」を位置付けていることもあって、今回のテーマは本会議で取り上げるべき事項ととらえ、質問に至ったものである。

当日頂いた意見については議会で取り扱いを今後決めていくため、この段階では意見交換の過程での気づきを基に質問した。

1点目は、障がい者に対する支援は、障害の種別、程度に応じて内容も千差万別ということをまず指摘してから、就労を希望する者への支援の内容はどうか尋ねた。次に、就労支援の結果一般就労に移行した者がどれくらいいるのか尋ねた。3点目として、障がい者雇用を進めるうえではやはり障害に対する理解の促進が必要であり、その取り組み状況はどうか尋ねた。

ここでの焦点は、必ずしも独自の支援事業がなくとも既存の支援策を最大限活用し、一人一人の状況に応じた就労支援を実施していることを明らかにすることである。一般就労に移行できた者も20数名いることが既存の支援策でも十分成果があがっていることを示している。

さらに、企業、サービス事業所、基幹相談センターなどの関係機関との連携を図る中で企業への障がい者の受け入れの促進を図っており、障がい者本人に対する支援とともに、受け入れ側の企業等の意識啓発を行うことで、一層の就労促進を図っている。

今後は、学生からの提案である、障がい者雇用のための合同企業説明会の開催なども検討してもいいのではないかと考えている。ゆくゆくは健常者と障がい者の合同の説明会なども実現できればと思う。これはソーシャルインクルージョンの考え方からの帰結である。

この質問によって貴重な意見を寄せていただいた学生の皆さんに少しでもその心意気にお応えできれば、と思っている。

保護猫1号 保護猫1号

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