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12月定例会(7)

代表質問6問目は、殺処分ゼロに向けた仕組みづくりについてである。

今任期に取り組むべき重点政策として位置づけており、その主意は、一つには「生命尊厳」という、共生社会を実現するうえでマストの根源的な理念の啓発にあり、もう一つは、いわゆる地域猫活動の取組みにより、コロナで薄れつつある地域の絆を猫の問題をともに考えることを通じて取り戻すきっかけづくりにある。

何人かの議員が取り上げてきた課題であるが、不妊去勢手術費用の助成の拡大やクラウドファンディングなどの取組みが進み、前任期の最後に保健所行政の課題の一つとして問題提起したかいがあったとほっとしているところである。

さらなる取組みの深化により、いよいよ殺処分ゼロを宣言する日が来るまで、現時点での課題を提示し、意識の共有を図るため、質問の締めくくりまた今任期の質問の締めとして当局の見解を伺った。

答弁では、これまで、殺処分を減らすために、引き取りを依頼する飼い主や、相談者に対して、終生飼養や地域猫活動などについて丁寧な助言・指導を行うよう努めるとともに、母猫とはぐれてしまうなど、やむを得ない状況により引き取りを行った猫について、新たな飼い主となっていただける方や動物愛護ボランティアなどの希望者への譲渡を行っている、と現在の取組み状況が報告された。

そのうえで、今年度は、この事業をさらに推進していくため予め譲り受け希望者を事前登録することとした「甲府市 犬及び猫の譲渡事業実施要綱」を制定し、希望者の要件や講習会の受講、譲渡後に責任を持って、適正飼養していただくための必要事項や、協力ボランティアへの支援などについて定め、適正譲渡と利用拡充に向けた環境整備に努めていると、譲渡事業の充実を図っている状況が明らかにされた。

さらに、今後の展開として、この事業を拡充していくためには、譲り受け希望者に、安心して譲渡動物を受け入れていただくための譲渡する猫の健康チェックやワクチン接種、譲渡動物との相性を確認できるスペースの確保などが課題であると、こちらからの課題提示に真摯に向き合う姿勢が明確になっている。譲渡の仕組みの充実が大いに期待されるところであり、ゆえなく一方的に生命を奪う殺処分がゼロになる日が近い将来到来すると確信する。

次代を担う子どもたちを主役に押し上げ、子どもをど真ん中におく社会の実現を訴えるのも殺処分ゼロを訴えるのも、ひとえに生命尊厳の思想をより広めたいという一心からである。すべてにリスペクトする社会、それが「共生社会」ではないだろうか。

再び保護猫 再び保護猫

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