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臨時議会を前に

改選後の新しい議会構成を決める臨時議会が22日午後1時招集される。

当日は物価高対策を内容とする補正予算も議案となる予定だが、注目は議長選、副議長選である。本議会では議会基本条例に基づき、議長選、副議長選については事実上の立候補制を採用しており、19日には立候補者の所信表明会が行われた。

この制度は4年前の改選期に私が提案し、以後毎年行われているもので、基本条例でも明文化した。以前は議場での投票による選挙は行われていたものの、誰が議長になりたいのか分からないまま、開けてみたら皆が同じ人の名前を書く、といった、極めて不思議な状況であった。もっとも、前日に地元紙が予想記事を書き、その内容通りの結果となっていたことから、その的中率に驚いて(?)きた。

そんな笑い話をするほど、最近まで本議会では時代遅れの「決め方」がまかり通っており、残念ながら投票による選挙などといっても有名無実の状況だった。4年前、甲府市の中核市移行、開府500年、令和新時代の幕開け、という時に、議長選について、立候補、公約の発表、投票という本来の「選挙」を実施すべきと強く主張し、実現したものである。これは当たり前といえば極めて当たり前の方式であり、実は改革でも何でもない。

この「公約」こそが実は最も重要なものである。議長職をこれまでの「名誉職」イメージから「責任職」イメージへと転換させた大きな意義を持つ。私も令和2年に議長選に立候補したときに、議員間討議、市民との意見交換会、タブレット端末導入、議会基本条例制定、といった公約を掲げこれをことごとく実現した。

19日の所信表明会での各候補者の所信を伺ったが、いずれも基本条例を基にした開かれた議会の実現を訴えていた。それぞれに傾聴に値する内容があり、仮に当選した場合でも相手方の主張した内容の中で採用できるものは採用すべきである。この点に「公約」を予め公表して選挙する方式を採用した利点がある。選挙は対立や分断を生む目的で実施されるものでは決してないはずだからである。

いずれにしても22日の臨時議会で新しい構成となった暁には、一人一人が基本条例に則ったすぐれたプレーヤーになることを強く意識したい。

令和5年元日 令和5年元日

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