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2023環境水道委員会視察(1)

10月24日(火)~26(木)の日程で所属する環境水道委員会の行政視察が行われた。

今回はゼロカーボンの取組みに絞って、八王子市、宇都宮市、富谷市、佐野市の状況を実地に調査した。当委員会は甲府市議会初となる政策提言を目指して、今回の先進都市の状況調査により、取組みの方向性と課題の把握を行うとともに、今後市民との意見交換会を通じて市民生活への落とし込みの方策を探っていく予定である。

初日はまず八王子市の地球温暖化対策の取組みについて調査した。

八王子市では本年度を初年度として令和12年度までを計画期間とする「八王子市地球温暖化対策地域推進計画」がスタートし、これに基づいて各種の施策が実施されている。(計画はこちら参照 ⇒八王子市地球温暖化対策地域推進計画(令和5年3月改定)|八王子市公式ホームページ (city.hachioji.tokyo.jp)

ゼロカーボンに向けた市民、事業者への市の事業として、省エネ対策、再エネ対策、適応策、その他と、それぞれ省エネ家電の購入助成、省エネ設備改修助成、再生可能エネルギー利用機器等の設置費助成などのメニューにより、ハード面での整備を進め、また、暑さ対策としての日よけ、シェードの設置補助、さらに最近の課題として宅配便の再配達を極力なくすための「置き配」を推進するための「置き配バッグ」の無料配布なども行っている。いずれもCO2削減に向けた環境整備の意義がある。

次に市の率先行動として、市の施設の照明や道路照明のLED化、学校施設のトイレのセンサー式自動水栓化、公共施設のZEB化などの省エネ対策、太陽光発電や風力発電、バイオマス発電などの取組みや、太陽光路面発電パネルの設置なども推進している。

市民の生活行動の変容を促す取り組みとして、省エネは行動をポイント化し、たまったポイントで商品と交換できる「はちエコポイント事業」、家庭を一つの国と見立てて毎月のエネルギー使用量を記録し、一年間分を提出すれば、ポイントや感謝状などの顕彰を行う「はちおうじ省エネ国」、エアコンや照明等、生活に身近な行動について省エネを意識させるためにチェックシートに定めた項目ごとの達成状況を見える化する「省エネチャレンジ」などに取り組んでいる。

八王子市の取組みはゼロカーボンに向け考え得るあらゆる手立てを講じており、置き配バッグにみられるように、極力排気ガスを抑制するという観点から現代的な発想も取り入れている。重要な点は、いかにして「自分事」としてとらえ、ゼロカーボンに向けた生活様式に転換していくかであり、市民、事業者の意識啓発も益々求められていく。ここが最も難しい点である。

2か所目の宇都宮市の調査については稿を改める。

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