台風一過の今日、また暑さがぶり返してきた中、決算委員会も5日目を迎えました。今日は、病院事業会計と教育費の審査です。
市立甲府病院は、県立中央病院などと並んで中核的な公立病院として地域医療を支えてきました。しかし、全国的な公立病院の赤字経営の例にもれず、ここ数年赤字が続いてきました。
その要因は、医師不足、看護師不足にあるというのが定説になっています。市立病院も消化器内科の医師が確保出来ていないこと、看護師も7:1の配置を目指すも確保困難で、10:1のままであり、これが原因で収益があがらないということでした。
しかし22年度は、医師確保の努力もあり、赤字幅が縮小しています。現在の医療制度だと若い医師は設備や指導医師がそろっている都会の病院にいってしまい、医師の偏在が医師不足を招いています。市立甲府病院でも若手医師が自分を磨けるような研修環境を充実させようと考えており、今後に期待したいところです。
私もこの5月末に父親が市立病院に入院し、最終的に前立腺手術を受け、予後が非常に良好で血圧まで安定するようになったことを通じ、市立病院の良さを改めて感じたところです。委員会では率直にこのことを発言しました。
教育費では、図書館をとりあげました。以前本会議でとりあげ、学校図書館とのネットワーク構築を実現していただきました。また、わが党が提唱した子どもの読書活動推進計画の策定やブックスタート事業など、市立図書館は甲府市の活字文化の拠点施設です。
昨年度は、国の交付金を使って、蔵書を充実しました。登録者数、貸出数も順調に伸び、感嘆しました。
そのなかで、特に取り上げたのが、公立図書館同士のネットワークを使って、自分のところにない本を他の図書館から借りて市民のリクエストに応えたのが、1407件あったことです。財政が厳しい状況では蔵書購入もままならないわけですが、こうした図書館同士のネットワークをもっと使って融通しあえば、十分対応できます。
いずれ、もう一歩グローバルな見地から、図書館相互の役割分担ができるような体制になれば、と思います。お互いが補完しあえば何倍もすそ野が広がります。
新設される県立図書館にはこうした図書館ネットワークの中核的役割を担って欲しいですね。
週明けの月曜日はいよいよ決算委員会も最終日です。上下水道局の審査が予定されています。最後まで全力でがんばろう。