2月19日 3月定例会を目前にして昨年に引き続き市立甲府病院に3度目の入院をしてしまった。肺を保護する胸膜に水がたまり、炎症をおこすという厄介な病気である。今回はなかなかはっきりとした原因がつかめず、血液検査中の炎症を示す数値がなかなか下がらないため、時間がかかり、いったん退院となったのは、誕生日の3月31日である。
3月定例会は2月26日に召集され、予算特別委員会を会期中に行って3月25日に閉会した。病室で質問戦の最終日の模様をテレビ中継で見ていたが、議会が長い休憩に入ったのは、通告による質問が終了したのちの関連質問に入ってからである。
関連質問は甲府市議会先例集、申し合わせ事項で、最初の質問者に対する答弁に不足または疑義があり、当局に答弁を求める必要がある場合に、10分を限度に他の議員に許す質問とされている。同じく先例集で、再質問、再々質問も規定があり、もともと本会議における質問と答弁の完結についての理解が不足しているが故の関連質問の混乱がある。
いずれも、「答弁内容に不足または疑義がある場合」という共通の縛りがある。ただ、関連質問の場合は最初の質問者ではなく他の議員に許すとしている点が異なる。これが最近の関連質問規定の「乱用」(あえて悪用とはいわない)を許す大きな原因となっている。
関連質問はこれまで、議場で口頭により関連事項を通告する取り扱いになっていたものを今議会から、通告書を出させる方式に議運で取り扱いの変更を行ったという。が、問題はそこではない。
先例集にいう答弁に「不足または疑義がある」という要件を関連質問者にとって「不足または疑義がある」と解すると、極めて不当な結果となる。最初の質問者が答弁に満足しているのに、関係のない他の議員が(自分にとって)不足または疑義があるといって関連質問をしてきたときに、これに答弁する必要があるだろうか。私は全くその必要はないと思う。なぜなら、同一会期中にいったん出た答弁はその会期中には決して変更はされないという原則があるからだ。なぜなら、同一会期中に答弁がころころ変わるようでは、一体本会議での答弁はそんなに軽いものかと大批判を浴びること必至であるからだ。
特に関連質問の場合、最初の質問者の質問答弁にただ乗りして自説を展開するという弊害が生ずる。特に持ち時間が少ない会派だからと言って関連質問制度を使って、自説を繰り返すなど論外である。それをしたければ、自分の会派の持ち時間でやればいいだけの話。
案の定再開後の関連質問は通告書制度を採用しても最初の答弁との関連性を認めるのは困難な内容と思った。これでは、最初の質問者は心外だったに違いない。これは最近の議会の状況からみて、古き良きおおらかな時代の関連質問制度はもはや維持不可能という結果を突き付けた。いずれ、廃止を提言する。