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市民と議会との交流会開催

11月11日、12日の両日、甲府市議会史上初めてとなる「市民と議会との交流会」が開催された。

改選後の議長選、副議長選に事実上の立候補制を導入したことを契機に、議会の意見集約機能(世論形成機能)、政策提言機能充実への第一歩として準備を進めてきたが、心配された大きな混乱もなく、多くの方々に甲府の未来を語っていただくことが出来た。

参加者からご指摘いただいたとおり、「議会報告」から「意見交換」へとシフトしたほうがいい、と当初から思っていたところだが、議会内の和を優先し議会報告にも時間を割いた。

ワークショップ形式でテーマを「未来の甲府に望むこと」に絞って、意見が出しやすくなるよう雰囲気づくりを心掛けたつもりだが、中には戸惑いを感じた参加者もいたようだ。年齢層も2日目は若い世代の参加もみられ、まずまずだったと思う。

こうした会合でよくある形式は、スクール形式、すなわち説明側と聞く側とが対面で座る形式が一般的だったように思う。例えば住民説明会などは、行政側が幹部職員を前に並ばせ、相対する形で住民が座る形式である。

こうした形式では言いたいことがあってもなかなか発言する勇気がないケースや、声の大きな人だけが発言し、しまいには「糾弾」的な状況、よくいう「炎上」状態に陥ることがたまにある。

その恐れを抱いてこうした会合への参加に消極的になる議員もいたかもしれない。

こうした「会合ジャック」を回避し、参加者がフラットな状態で自由に意見を述べ合うことができるワークショップ方式は当初からこれしかないと私も思っていたところである。出来る限り小グループでの「対話」は我々は日ごろから行っており、またどんな意見もいったん受け止めることを心掛けてきたため、心配することはほとんどなかった。

当初考えられていたように議会報告のみでは、おそらくスクール形式となったと思われる。あえて「意見交換会」という名称を付加したのは、こうした議員が市民と「一緒に」「同じ目線で」対話するということが、実は真の狙いだったことを表している。この点はどんな異論が出ようとも絶対に譲れない点であった。

議会報告会をやろう、と当初言い出した時、まだ多くの議員がスクール形式の一方的な説明会をイメージしたに違いない。しかし、単なる報告会ならば、議会だよりもあるし、本会議の動画のアーカイブや議事録などで情報は入手できるため、あまりやる意味がない。

全国の先進議会が議会の意見集約機能、政策提言機能に住民自治の観点からの議会の存在価値を見出し、そのきっかけとなる住民からの意見聴取を自由な対話から政策ヒントを見出すワークショップ形式を中心とした意見交換会により実現しようとしている時、中核市に移行したわが甲府市が何の進化もない形をどうしてとれようか。

さて、意見交換会は決してゴールではない。そこでの様々な声を分類整理し、どのように対処していくかをこれから議会内で議論していかなければならない。と同時に次年度以降の意見交換会をどのように制度化していくかを決定していかなければならない。これは私の4期目の重点政策でもある。

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