代表質問3問目。まちなか回遊について取り上げました。
これまで何回か、甲府が魅力的な選ばれるまちになるように、という切り口で提案を重ねてきました。
中心市街地活性化という目標のもとに何とか賑わいを取り戻そうと奮闘してきたことは事実です。勢い岡島の跡地開発に目が向きがちですが、重要な視点を忘れてはいけないと指摘してきました。
まだ1期生の時に、世界遺産に登録された石見銀山の視察研修の機会がありました。その時の担当者の説明にこれまでの考えを根底から覆された記憶があります。
世界遺産登録にありがちな観光地化を最初から拒絶し、「人の営み」こそが石見銀山の基本的な思想だと。
まちづくりというと街路を整備し、おしゃれな建物や店舗を綺麗に並べるといった物理的側面がクローズアップされてきた感があります。
岡島跡地も然り、またリニア駅周辺の整備も然り、そこに中心にすえるべき「人の営み」はどうか?
かってのスローライフの考えが今改めて思い起こされます。地方都市は車社会といわれ、中心街には必須のアイテム駐車場がないから活性化に繋がらないということも過去に声高に叫ばれてきましたが、その結果はどうでしょうか。
民間の駐車場がかなり確保されてきた状況に至っても昔の賑わいが復活したかどうか?
まちなか回遊の提案をした時に、重要なことは、まちを歩き回れば新たな発見も期待され、また、新たな交流も生まれるのでは、ということを述べたことがあります。
ペットボトル削減を目指したマイボトル運動、これと連動した甲府の美味しい水を供給する給水スポットの提案はこうした背景もあります。
歩き回る途中で給水スポットがあり、一休みできるベンチをおいて、そこで人と人との交流が生まれる。そうすれば、もっとまちなかに関わりたいというプレーヤーが陸続と登場してくる。
城の南側には亀屋座を中心とした小江戸甲府のフットパス、来年には動物園がリニューアルオープンし、いよいよ点が線に、面になる段階にきました。
市からは、徒歩以上自動車未満の移動手段であるシェアモビリティを活用して、さらなる滞留と回遊性の向上に向けた取り組みを推進すると大いに歓迎すべき答弁をいただいた。
今一度、人の営みに目を向けたまちづくりを訴えていきたい。