10月22日午後から愛知県知多市で「低炭素水素モデル事業」の状況を視察した。
愛知県は2022.12にあいち地球温暖化防止戦略2030(改定版)を出し、2030年度の温室効果ガス総排出量の46%削減(2013年度比)、2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指すという目標を掲げている。
改定版では、脱炭素プロジェクトの創出・支援、水素社会の構築など6つの重点施策を柱に取組みを加速するとされている。
このうち脱炭素プロジェクトの一つが、カーボンリサイクルプロジェクトであり、コンクリートの材料であるセメントを高炉スラグ等とCO₂を固定化した炭酸カルシウムに置き換えることにより、CO₂排出量を大幅に削減しようとするものである。もうひとつがペロブスカイト太陽電池普及拡大プロジェクトである。
水素社会の構築については、環境省の低炭素水素モデルタウン実証事業に取り組んでいる。
同事業では、つくる、ためる・はこぶ、つかうの各側面からそれぞれ水素の実装を実現すべく取組みを進めている。水素についてはいかにコストダウンするかが大きな課題であり、その見通しがつけば利用が飛躍的に増大すると考えられる。その点でこうした実験等が今後ますます発展することが大いに期待される。